厚労省が新たにブラック企業リストを追加！総数は401社に。
5月にブラック企業をまとめた記事を書いたのですが、8月に新たに厚労省がリストを新たに公開。
以前と比べて70社近く増えるという事態に。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf
ブラック企業リストのPDF
前回書いた記事でもブラック企業のことをまとめているのですが
といった内容を違反している企業がリストアップされているのです。
全てが「賃金」や「労働時間」や「サビ残」といった内容とは限りません。
といっても危険地帯での防護対策などの怠りもれっきとした違反なので軽んじていいものではないのですが。
今回のリストアップで気になった企業をまとめてみました。
エイチ・アイ・エス
大手旅行会社ですね。
こちらは東京都にある2事業所で長期労働を従業員に課したということで、「労働基準法違反」として書類送検されていました。
宇部市上下水道局（山口県宇部市）
こちらは公営事業所。つまり国が運営している事業所ですね。
そこがブラック企業としてリストアップされたのです。
こちらは危険地帯の作業で手すりなどの転落防止の措置を取らなかったことによる「労働安全衛生法違反」として書類送検されていました。
なお、こちらの企業は昨年9月に転落事故が発生し、被害者は死亡するという事故がありました。おそらくその件でしょうね。
まとめ
とりあえずリスト化がされたものの、これらの影響が出るのは来年、再来年でしょうね。
新入社員の総数や中途採用、退職者が増えることで企業の取るべき対応がそれぞれの企業の命運を分ける気がします。
あとはどれだけの人間がこの事実を知るかですね。
拡散すべきかしないべきか。
しますとも。
