何時に空を見上げればいい?6月9日はストロベリームーン!
赤く染まる満月、ストロベリームーン。
毎年6月に観られる現象で、今年は6月9日に観られるようです。
今回はその由来やいつ見れるのかといったことをまとめてみました。
ストロベリームーンの由来
なぜ赤い月をストロベリームーンというのか。
それは名づけた部族に由来します。
ストロベリームーンと呼ぶようになったのはネイティブアメリカンのアルゴンキン族が由来。
アルゴンキン族にとって6月は苺の収穫期なんです。
苺を収穫する時期に月が赤く染まる。面白い偶然ですね。
それからアルゴンキン族が赤く染まる月を苺のようだと言ったことからストロベリームーンと呼ばれるようになったのが由来だそうです。
ストロベリームーンを見ると「幸せになれる」、恋人とみると「英エ年に結ばれる」といった言い伝えがあります。
苺の収穫期と重ねていることから「果実が熟す」から「恋が熟す」といったことを暗示している、と言われています。
ではなぜ6月の月が赤く見えるのか?
夏至が近い6月は陽の高度が高くなり、太陽と正反対の軌道を取る月の高度が低くなります。
そのため月が地平線の近くを通るんですね。
夕日が赤く見えるのと同じ理由で月も赤く見えるのです。
厳密には太陽と月の距離が光の反射で赤い色がどーのこーのあるんですが(笑)。
夕日と同じ現象が月に起こる。これでOKです。
今年のストロベリームーンの時間と方角
ではそのストロベリームーンはいつどこを見ればよいのか?
日本は小さいといえど、沖縄と北海道では月の出や日の入りが違います。
ベストな時間で見るためには正確な時間が知りたいですよね。
各主要都市の月の出、日の入り時間をまとめました。
札幌
- 月の出・・・18:42
- 日の入・・・19:13
東京
- 月の出・・・18:31
- 日の入・・・18:56
大阪
- 月の出・・・18:47
- 日の入・・・19:10
福岡
- 月の出・・・19:05
- 日の入・・・19:28
これで最寄り都道府県から大体予測できると思います。
東は速く、西は遅くですね。
そして月が満月になるのが中央標準時間の22:10。
日が沈んだばかりではまだ空は明るいので大体30分ぐらい待ってからですね。
19:30~20:00から22:00までが見ごろになりそうです。
せっかくなので月が良く見えるところに行くのもいいかもしれませんね。