カールおじさんが消えた?東日本でスナック菓子「カール」の販売中止。その理由はいったい?
スナック菓子の「カール」。キャラクターのおじさんが印象的なスナック菓子ですね。
カールおじさんって服装変えたら完全に危ない人に代わるよね。
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おなじみのカールなんですが、なんと8月の生産を最後に東日本(中部地方より東以降)で販売が中止になるという事態になりました。一体なぜそんなことになったのか。理由を調べてみました。
赤字による市場縮小
なんでもカールの最近の売り上げが非常に悪く、ここ数年は常に赤字だったそう。
90年代には190億円もの売り上げを誇っていたのが、現在では60億円ほど。
販売元の明治の分析によると、ポテチとの競争に勝てなかったのが主な原因だそうで。
売上の低迷の理由は「消費者の人気がコーン菓子よりもポテト菓子に移行したもの」と明治は分析。
そこでカールおじさんは生き残るために「市場を縮小」という方法をとりました。
カールの生産工場は
- 埼玉・坂戸
- 静岡・藤枝
- 大阪・高槻
- 山形・上山
- 愛媛・松山
此方の5つなんですが、これを愛媛・松山のみにするようです。
四国の愛媛のみに絞ることになったので、東日本では販売されなくなるようですね。
これに伴い、味のラインナップも「うすあじ」と「チーズ味」のみになるそうです。
カレー味は残念ながら生産終了です。
東日本で売れ行きがよろしくないといった理由ではなく、単純に「西日本の工場を残すことにしたから」ということですね。なぜ愛媛なのか・・・。それがわからぬ。
8月に生産中止ということは9月ごろまではまだお店には並ぶのでしょうか?
買占めだったりでお店によってはあまり長く残らないかもしれませんね。
「カールショック」が起こることを予期してか、メルカリでは大量にカールを買い占める人もいるようで。
価格がめちゃくちゃ強気。8月の生産を最後に一体どれほど売れるのか・・・なくなるからこそ欲しくなるというのはよくあることです。
おじさんのあの無垢な笑顔の裏にはきっと経営難に苦しむ心の葛藤があったんだろうなぁ・・・(笑)
これを機にカールを買って食べてみてもいいかもしれないですね。